2014年9月22日

味覚とおいしさについて

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味覚とは

ヒトの味覚は、舌の上の味蕾(みらい)という器官を通じて食べ物の味を認識します。味覚は生理学的に、「甘味」「旨味」「塩味」「苦味」「酸味」の5つの基本味で成り立っており、味蕾には、これら5つの味それぞれに対する受容体が存在します。

ヒトが食べ物を口に含み、味蕾を通じて味の信号を感じ取ると、その信号は脳のニューロン(神経細胞)ネットワークを通じて、「甘酸っぱい」「少し苦い」といった感覚になります。

味覚とは

おいしさとは

おいしさは、味を感じる味覚に加え、香り(嗅覚)、食感(触覚)、色合い(視覚)、口に含んだ時の音(聴覚)などの五感や、食べるときの環境・心理状況が複雑に影響しあって生まれます。