4/20(月)、大阪のhu+gMUSEUMで開催の、関西食文化研究会主催のワークショップ「ラーメンのスープ研究」にて味博士が講演致しました。
関西食文化研究会では、食に関する様々なテーマで定期的にイベントを開催しています。
今回は、「ラーメンのスープ」がテーマでした。
関西ラーメン店の店主や味博士による講演やラーメンの試食会などを通じて、スープと麺の相性や、味覚の傾向、出汁の取り方など、幅広い話題で盛り上がるイベントとなりました。
味覚センサーの基礎知識やラーメンのスープに関わる旨味と塩味についてデータと共に解説しました。
またこの中で、「ダシを濃縮するために長時間煮込むことはラーメン業界のロマンであるが、もっと旨味を効率よく抽出する科学的な方法があるのでは?」などといった議論が行われました。
当たり前のように根付いてる調理法が、科学的知見によって全然違う方法に変わる可能性があるということです。
まだまだ発展の余地がある食文化の発展に、今後も「味覚センサー」を切り口に貢献していきます。